リフレクソロジーの歴史
【 読み:りふれくそろじーのれきし 】
リフレクソロジーの歴史
◆ 古代
現存するリフレクソロジーの記録は、1897年に発見された、紀元前2330~2500年位のエジプト サッカラ地方の古墳壁画である。
また、インド、中国、日本などの国々、アメリカンインディアン、アフリカの種族たちもリフレクソロジーの知識を持っていたとされる。
◆ 近代
1872年 ゾーンセラピーの創始者であるウイリアム・ヘンリー・ホープ・フィッツジェラルド(William Henry Hope Fitzgerald 1872~1942)博士(以下フィッツジェラルド博士)がアメリカのミドルタウンに誕生。縦のゾーンを発見した人物。
1895年 バーモント大学医学部を卒業。
1897年 ウィーンで耳鼻咽喉科の医師として勤務。
1913年 コネチカット州ハートフォードの聖フランシスコ病院で耳鼻咽喉科・外科の医師として勤務。
1916年 フィッツジェラルド博士と共同で研究を行っていたエドウィン・F・バワーズ(Edwin F・Bowers)博士がこの手法を初めて公にし、それを「ゾーンセラピー」と名づける。
1917年 フィッツジェラルド博士とエドウィン・F・バワーズ博士共同で「ゾーンセラピー」をオハイオ州コロンブスのI・W・Long(I・W・ロング)社より出版。
1919年 フィッツジェラルド博士を師事していたジョー・シェルビー・ライリ博士が
「Zone Therapy Simplified」(簡潔なゾーンセラピー)を出版。
1938年 ライリ博士の助手で理学療法士のユーニス・インガム(Eunice D・Inghan 1899~1974)女史が「足は語る」を出版。このユーニス・インガムは「リフレクソロジーの母」と呼ばれている。
1945年 同じくユーニス・インガムが「足が教えてくれたこと」を出版。1958年 ドイツ人看護師のハンネ・マルカート(Hanne Marquardt)がインガム著の「足は語る」を読み直接指導を受ける。横のゾーンを発見した人物。
1966年 ドリーン・ベイリー(Doreen Bayly)女史はインガム女史から教わったリフレクソロジーをイギリスに最初に紹介した。1978年「ベイリー・スクール・オブ・リフレクソロジー」を創設。横隔膜の横のゾーンを発見した人物。
1975年 ハンネ・マルカートは「足の反射療法」を出版。ドイツで医療従事者を中心にリフレクソロジーを現在も広めている。
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