ヒーリングクライシス(好転反応)
【 読み:ひーりんぐくらいしす(こうてんはんのう) 】
ヒーリングクライシスは体が急激に良くなる時にあらわれるリアクションのことで、
通常24時間から48時間以内におさまるものです。
このリアクションは滞っていたお体が動き出し正常化させるために必要な反応です。
正常化させるための反応は人によって様々です。
よく現われる反応をいくつかご紹介いたします。
◆ 排泄反応
排尿・排便・吹き出物などを伴い体に溜まった老廃物を短期間で排泄しようとします。
◆ 過敏反応
上記の反応がもっと過敏にあらわれます。排便が下痢になったり、かゆみを伴った湿疹が出たりします。
◆ 回復反応
だるさ・あくび・頭痛・眠気などです。
施術後、上記のようなリアクションが出ましたら、お水を摂り正常化の妨げにならないようお休みになることをおすすめいたします。
48時間以内に症状がおさまらない場合は病気の早期発見の疑いがございますので、当サロンにご連絡いただくか、直接病院で検査を受けてください。
例と致しましては、施術を受けて下痢が止まらなくなったお客様がいました。こちらにお電話があり、「早期発見になるかもしれないので病院に行くように」と勧めると、大腸にポリープが見つかったそうです。そのまま気が付かなかったらガン化していたかもしれません。
実際、症状を訴え検査して大腸がんと診断された人の多くは、かなり症状がすすんでいると聞きます。
ヒーリングクライシスは痛みや不快な症状で出ることが少なくありません。
ですから好転反応に消極的になるクライアントもいます。しかしながら、このリアクションが出たということは間違いなく快方に向かっている証拠です。
日頃、意志や都合を尊重し体の訴えを聞かない習慣がついてしまっているわたくしたちに、からだの訴えを聞かざるを得ない状況になるのも必要な時間に思えます。
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