用語集|アプロディーテ美容矯正

遠視

【 読み:えんし 】

遠視とは、眼に平行光線が入った際、網膜の後方に焦点を結ぶ屈折異常の一種です。
眼の屈折状態は眼軸の長さとレンズである角度・水晶体によって決定されます。眼軸の長さが短いことで網膜にピントが合わなくなるのが遠視の状態です。

若いうちには、水晶体の屈折を強くする機能(調節力)を最大限に持っているので、遠距離がよく見えるのです。
しかし、年齢と共に眼の屈折を調整する機能が衰えていきまずは近くが見えにくくなってしまいます。そして、遠視症状が悪化していくと、遠くのものもぼやけて見えにくくなります。若い頃は自覚しなかった軽度の遠視が、加齢と共に調整力が低下することで自覚されるようになる場合も多くあります。

遠視がひどくなると、ピントを合わせるのに、必要以上に調整をしなければならなくなるために、非常に眼が疲れやすくなり、頭痛や肩こりを伴う場合もあります。小児の場合では、斜視を引き起こすこともあります。

 

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